TRIPP TRAPP(トリップトラップ)について<デザインの現場から>

皆さんは食事中あるいはダイニングテーブルで遊んでいる時に、お子さんをどのような椅子に座らせてあげていますでしょうか。

生後8ヶ月の息子がいる我が家では、大人用の肘付椅子にバンボを載せていました。ところが最近、バンボから身を乗り出し、椅子から今にも落ちそうな事もありました。これはまずい!と思いまして、子供用の椅子を購入することにしました。

昔から子供の椅子を買うとしたらTRIPP TRAPP(STOKKE)にしようとは思っていましたが、その理由については特に掘り下げたことはありませんでした。これは良い機会だ!!!と思い、考えてまとめてみることにしました。

皆さんは、子供の椅子を選ばれる基準をどのようにお考えでしょうか。私たちなりに考えてみると以下のような事があがりました。

1.安全であること
時には怪我や命にかかわるもの。安心できるかどうかという基準は欠かせません。具体的には、強度があること、倒れにくいこと、自力で落ちないこと

2.座った時の高さが大人と近いこと
人は食事をしているときが一番幸せで、楽しい時でないでしょうか。それは、子供にとっても同じだと思います。お仕事が忙しいご主人にとっても、食事の時間は、ゆっくりと子供とコミュニケーションをとるチャンスだと思います。その時間を大切にするには、子供と近い距離にいてあげることが重要です。手が届きにくく、目もあわせにくいのでは円滑なコミュニケーションがとれません。食事は毎日のことです。少しのずれが、いずれ大きなギャップとならない為にも、大人と変わらない扱いをしてあげたいですね。

3.長く使えること
子供用の椅子とはいえ安いものではありません。むしろ、大人の椅子より高い位です。長く使えることは必須になってくるかと思います。また、長く使う事は子供の教育にとっても良いと考えます。長く使うことで、愛着もわきますし、物を大事にする気持ちも芽生えると思います。長く使うには、飽きのこないデザインであることが重要ですね。

以上の条件をトリップトラップに照らし合わせてみると見事に当てはまっていました。安全に関しては、1972年より発売され40年近くの実績があります。ビーチ材は、「硬さ」と「人当りの柔らかさ」がバランス良い材種。つくりがシンプルな為、接合部が少ないのも壊れにくいポイントです。そして、トリップトラップ最大の特徴は、座面の高さが変えられること。これにより、成長にあわせて使いやすい高さにできるだけでなく、買い換えることなく長く使えるようになっています。

私たちの家作りは「TRIPP TRAPP」と同じように、安心・安全で、家族がコミュニケーションを育むことができて、長く愛される家を目指していきたいと考えています。

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