「ストロー」と「ロープ」でストロープ

子供にとっておもちゃはとても大切なモノであると、私たちは考えています。

最近注目しているのは、STOCS<ストックス>というおもちゃで、オランダの建築家が考えた新しい知育玩具です。
参考:http://www.stocs.nl/

このおもちゃは、両端部がやわらかい紐で、その間がグラスファイバーが入っていて棒状になっています。
1本の長さは128センチメートルあり、これを組み立てると、ちょっとしたテントのようなスペースを作り出すことができます。
造形力以外にも、力学的な感覚や紐を縛る能力、チームワークなどを育むことができます。
このおもちゃはとてもお勧めしたいのですが、結構いいお値段しますし、組み立てるスペースも必要です。

このおもちゃの良さをもっと身近に体験できないかと考えていたところ、ストローとロープを使うことで可能なのではないかと思いました。
ストローや紐をいろいろと買ってみては試行錯誤を繰り返し、なんとか実用できそうになりました。
「ストロー」と「ロープ」をつかうのでストロープと名づけました。

このおもちゃは、ストロー部分が10センチメートルあります。これを四角に組み立てると、10センチメートル角の立方体ができます。
机の上で遊べるサイズです。紐は耐久性のあるナイロンにすることで、何回でも結んでほどいてができます。
紐を結ぶ動作は、子供にとって難しいので、遊んでいるうちに自然とトレーニングになると思います。
また簡単には自立しないので、結ぶ順番がやみくもだと、思うように形になってくれません。
できたものは、飾ってもいいですし、虫カゴにいれて虫の遊び場や寝床にしてあげてもいいかもしれません。
できる形も使い方も、子供の想像力であればあっと驚くものになるでしょう。


8月にはこの「ストロープ」をお気軽に体験していただける場として、地元で行われるワークショップに参加させていただくことになりました。
詳しい情報はお日にちが近くなりましたら、あらためてご紹介させていただきます。
参加はお子様だけでなく、お父様お母様にもぜひ体験していただいて、ストローとロープの組み合わせ方を見ていただき、ご自宅でお子さんの為に作ってあげてください。
たくさんのご参加お待ちしております。


LIFEVISTA ライフビスタ建築設計事務所
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