安野光雅 絵と文学の出会い展<育児の現場から>

先日、安野光雅さんの展覧会へ行ってきました。
文化フォーラム春日井で、安野光雅絵と文学の出会い』として3月17日まで開催されています。(月曜休館)

安野光雅さんは井上ひさしさんと親交が深く、展覧会名に「絵と文学の出会い」とあるように、その部分をクローズアップした構成となっています。

井上ひさしさんは、小説家・劇作家・放送作家と多彩な創作をされた方で、よく知られている作品に「ひょっこりひょうたん島」が挙げられます。

安野光雅さんの絵は繊細なタッチと柔らかい色づかいが特徴ですが、展示されている作品は共通点もありながらその表現は多様なものでした。
そこには作者の器用さが見て取れたのですが、想像どおり仕事の手は早い方なのだそうです。
自らを遅筆堂と名乗る井上ひさしさんとは、対照的なコンビだったようで、「演劇の仕事が決まると、先にポスターが出来、作家はやおら机に向かう」というエピソードも。

安野光雅さんの絵本との出会いは、こどもの時に読んだ『さかさま』と『ふしぎなえ』でした。
子育てをはじめた今、読み返してもとても興味深い絵本です。

また、展覧会で展示されていた『かぞえてみよう』がとても面白かったので、いつかこどもに読んであげたいと思いました。


今回の展覧会は、グルメ企画があります。
安野光雅さんの作品にちなんだ料理を春日井市内のレストランやカフェで味わうことができます。
詳しくは、こちら→料理でめぐる、安野光雅・絵本の世界


二十四の瞳」をイメージした、小豆島のオリーブパスタ(カフェ百時)

このグルメ企画では、先着50名まで展覧会のオリジナルグッズのプレゼントがあります。
私たちが頂いたプレゼントは、新作絵本『ガリバーの冒険』のポストカードでした。

こういう素敵な計らいも嬉しいものですね。
久々の美術鑑賞に心が弾む一日でした。

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