サンタクロース、いつまで信じていましたか?<育児の現場から>

みなさんは、サンタクロースをいつまで信じていましたか?
私は小学二年生くらいまでだったと思います。
弟がいたので彼の夢を壊さぬよう、その後数年は気づいていない体で過ごしました。

ある本の見開きには、そんなこどもたちの信じる気持ちを大切に思う「注意書き」があります。

これは、相沢康夫さんの「好きッ!~絵本とおもちゃの日々~」という本の見開きです。
百町森という静岡のおもちゃ屋さんに勤める筆者による、「このおもちゃはこんなに素敵なんです!」という思いのつまった漫画形式で綴られた本です。

本書のなかには、いわゆるサンタクロースのネタバレがあります。
これは、筆者が読者は大人だと思って描いたものを、図らずもこどもが見てしまった…という苦い経験から、書き加えられたものだそうです。

この「好きッ!~絵本とおもちゃの日々~」は筆者とそのこどもたちがネフのおもちゃや児童文学とどの様に関わったか、ということがゆたかに表現されています。
とても、素晴らしい本ですので是非一度、お手にとってください。